朝の木枯らし

考察エッセイです。

ダイの大冒険 バランについて考えよう

いよいよダイの大冒険もバラン編に突入です。旧アニメではここで打ち切りでしたが、新アニメは余裕でこの先、いや、ラストまで行ってくれることでしょう。


この先重大なネタバレを含みますので、原作未読の方はご注意ください。

 

 

ダイとバランが戦うことになるのも、ザボエラがバランの前出うっかり竜の紋章の事を口走ってしまったからです。これでハドラーの計画は脆くも崩れてしまいました。

ハドラーが恐れているのは、ずばりバランがダイの紋章に気づき、ダイを仲間にしようとする事です。ダイとバランが手を組んだ場合、魔王軍なんて問題になりません。そもそも実力から言って、バランが軍団長やってる時点で人事的にはかなりおかしいんですよね。もはやハドラーにストレスを与えるためにバーン様がわざとやってるとしか思えない人事です。

まあ、バーン様は元々あんまり本気でやっていないというか、地上征服も「暇つぶしのアプリ」くらいにしか思ってない節があります。だから、一生懸命中間管理職をやってるハドラーを見ながら考察ブログでも書いてるんじゃないかな。

ハドラーのキャリアプランとしては、バランにバレないうちにダイを始末して、魔軍司令としての地位を確立させようとしてたんでしょう。なので、よく分かってなさそうなクロコダインを先鋒として送り出した。まあ、最初からフレイザード送っておけばこんな事にはならなかったのかもしれませんが、まあそれは仕方ない。

 

バランが万が一ダイの勧誘に成功したとすると、魔王軍なんていともたやすく壊滅します。運良くハドラーが生き残ったとしても、バーン様におしおきされる事は間違いありません。というわけで、ハドラー的にはダイに負けるとかよりも、ダイがバランに勧誘される事を恐れてるんですね。


この辺りがハドラーの面白い所で、バーン様に忠誠を誓って魔王軍に所属してる割にはバーン様の利益より自分の利益を優先させてるんですよ。徹底するんであれば、少なくともザボエラくらいにはちゃんとその事を打ち明けて、バレないように口止めしておくべきでした。


基本ハドラーは管理職としてはまずい点が沢山あります。ハドラーをそこそこ評価してるのは実はクロコダインくらいで、ヒュンケルはめっちゃナメた口ききますし、バランも眼中にない感じだし、フレイザードのセリフからもあまりリスペクトは感じません。(生み出してもらった恩くらいはありそうですが。)

基本みんなバーン様のために働いているんですよ。

しかし管理職であるハドラーは、あまりバーン様のために働いていない。これが周りにもバレていたんでしょうね。

ハドラーは作中では珍しい万能タイプというか、格闘戦と呪文をバランスよくミックスして闘うタイプなので、超魔生物にならなくてもそこそこいけたと思うんですけど。ベギラゴン使えて格闘そこそこいける口ですから、マトリフと意地の張り合いなんてしないで回避に専念、ヘルズクローによる接近戦に持ち込めば勝ててたかもしれません。


時系列がバラバラですが…


ダイと対峙したバランは当然の事ながら勧誘に走ります。しかも記憶を奪うというかなりの力業で。記憶を失ったダイはけっこうヘタレっぽいんだけど…まあ、バランが付きっきりで教えればなんとかなるんでしょうね。

バラン戦を機にダイも完全に闘気に頼る戦い方をするようになり、呪文の価値が薄れてきます。そんなタイミングでのポップのフレアボムズメドローア登場なので、本当にダイの大冒険はテンポとバランスがいいです。

竜の紋章を使えて、アバンストラッシュも完成しているのでもはや現状のハドラーでは相手にならない。そのタイミングでバランが出てくるっていうのも素晴らしい展開です。

VSバランはある意味消耗戦です。圧倒的に強いバランに対して、クロコダインを縦にして持久戦に持ち込み、文字通りポップが生命を捨てて大ダメージを与え、勇者が覚醒するという展開は素晴らしい。この戦いと、バーンパレスでのハドラー戦は素晴らしい戦いトップ3に入ると思います。

バランはちょっと戦い方のペース配分が下手なんですよね。クロコダインにギガブレイク使うし、燃費の悪いドルオーラを連発しますから。竜魔人は単純な物理攻撃が強いので、それでゴリ押すだけでも相当強いんですけどね。

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