初心者にとって練習量は大事です。一番大事と言ってもいいと思う。なぜなら一部の天才や器用な人でない限り、「量がモノをいう」からです。
だが今の世の中は「効率的にやる方法」や「〜のコツ」などが溢れている。だがそういうのはだいたいあんまりあてにならない。(これは経験論だが)
結局初心者が挫折せずに初心者を脱出できるかどうかは練習量を確保し続けられるかどうかにかかっている。今日はそんな話をしていこうかと思います。
一人でやってる場合の練習量
一人で練習する場合、練習量は足りなくなりがちです。理由は3つ。
- 練習に飽きる
- 練習に疲れる
- 時間がなくなる
この三つですね。
練習に飽きる場合
短時間で練習に飽きてしまうと上達は見込めません。上達しない状態が長く続くとモチベーションが維持できないため挫折率が高まってしまいます。
飽きてしまう場合は練習課題を細かく分けて、順番にやっていった方がいいです。
この場合何かの技術を深掘りするより満遍なくやっていった方が良いです。
右手だけでも
- リズムトレーニング
- 1フィンガー
- 2フィンガー
- ピック弾き
- タッチミュート
- ゴーストノート
- 裏箔キープ練習
- サムピング
- プル
など、これをそれぞれ3分ずつでも結構な時間が経ちます。
左手の場合は
- クロマチック
- 弦移動
- ストレッチ
- 跳弦
- 横移動
- スケール
など、たくさんあります。
苦手分野に少し多めに時間を使うと簡単に時間が過ぎていきます。
この基礎練量を増やしておくと、後からコピーだなんだになった時に楽になりますので、サボらずにやっていくといいのかと思います。
短時間でたくさんのメニューをこなすのは飽きにくいです。長時間自分の苦手な練習ばかりだと飽きてしまいやすいので、そこを改善するわけですね。
次回は「練習に疲れる」にフォーカスしていきたいと思います。