
自転車はその気になればどこまでも行ける乗り物なのです…(ニッコリ)
僕は日本一周とか、仙台から東京まで行ったとか、そういう人ではありません。普通の人です。
こんな普通の人でも隣県くらいなら軽く行けちゃいます。時間はかかりますがね。
仙台から山形の銀山温泉まで自転車で行った
距離にして90キロ弱くらいで、僕は5、6時間あれば行けるだろうと思ってたら甘かった。10時間かかった。
途中の古川までは50キロを三時間くらいとまあ悪くないペースだった(休憩含む)。
しかしその後の30キロがほぼ全て坂だったのだ。
ちなみに東北を東西に分ける奥羽山脈越えである。斜度もそれなり。
ろくに鍛えていなかった僕は泣いた
今なら趣味で坂を登っているからもう少しマシかもしれない。
迫り来る脱水症状の恐怖
足が辛いのももちろんですが、流れ出る汗の量がとんでもない量になっていた。
当時はゴアテックスのアウターを持っていなかったため、内部に熱がこもって蒸れるのだ。
おかげさまで着ていた衣類は全てベトベトで気持ち悪いし、持ってた水は底を尽きるし自分の甘さを思い知った。
下り坂は寒い
灼熱の登りを登りきると今度は下りがやってくる。
信じられないスピードが出てた。
転んだら骨の一本や二本は確実だと思えるほどのスピード。
ブレーキが壊れたらと思うと恐ろしさしかないですね。
あと寒い。
かいた汗が一気に冷やされてとんでもない寒さになります。汗を甘く見てはいけませんね。
温泉に入ってから、さらに40キロ
温泉に入ってから山形駅前までさらに40キロ漕ぎました。山を越えた後で足が死んでたのでずいぶん時間がかかりましたがなんとか到着。
フラフラの足で宿を探した記憶があります。
夜に食べたラーメンは美味しかったなあ…
ちなみに山形駅前のトイレには嘔吐専用の台があります。
翌日は仙台までまた別ルートの坂を登って帰りました。
朝8時に出て昼の2時にはついたので、けっこういいペースでした。
なぜか帰ってきてからビームスに行き、帽子を買いました(これが自分でも未だによくわからん)
まとめ
自転車と二連休があれば、こんな旅もできるのです!
やってみたくなりました?
え?ならない?
おかしいな…
読むと自転車の旅をしたくなる本ものっけておきますね(^^)

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